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北欧絵本とハンドメイド

北欧の本や作家、イラトレーター、身近なアンティークやハンドメイドのことなど、個人的なエピソードと共にご紹介。 その他ジャンルや国を問わず、お気に入りの書物や映画なども。
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おばけのラーバンのパパ Lasse Sandbergの訃報

おばけのラーバン』の生みの親、グラッフィクデザイナーでありイラストレーターのラッセ・サンドベリ(Lasse Sandberg)氏が、水曜の夜(2008年11月11日)に死去したというニュースを目にしました。 84歳(1024年2月17日生まれ)だったそうです。

妻であるインガ(Inger)さんと共に、1960年代から、『おばけのラーバン Spöket Laban』を始め、Tummen、Lilla Anna、Långa Farbrorn など数多くの絵本を創作し、そのどれもが世界中の子供達に愛される人気キャラクター。 

ラーバンとアンナちゃんのえほん〈1〉ラーバンとラボリーナのクリスマス (ラーバンとアンナちゃんのえほん (1))ラーバンとアンナちゃんのえほん〈1〉ラーバンとラボリーナのクリスマス (ラーバンとアンナちゃんのえほん (1))
(2006/11)
インゲル サンドベリラッセ サンドベリ

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30冊に及ぶ子供の本、23本のアニメなどのテレビ番組なども手がけています。 スウェーデン国内では、エルサ・ベスコフ賞やアストレッド・リンドグレーン賞など、数多くの賞も受賞

2003年にも新しい本を出版していたのに・・・ 寂しいけれど、家庭の本棚には、いつでもラーバンがいるし、本屋や図書館、そしておもちゃ屋さんに行けば、ラッセ・サンドベリ氏のキャラクターに、これからだって会えますね。


アラビア食器 レトロ

フィンランドのアラビア食器(陶器)といえば、ムーミンのマグカップが有名。 その他、今はシンプルでモダンな北欧っぽいデザインが多いけど・・・ 昔のものは、もっと独特な絵柄を施したものが多いです。

クリスマスを前に、戸棚の整理をしている義母。 使わなくなった70年代アラビアのコーヒーカップセットをセカンドハンドショップに持って行くというので、私が貰ってきました。 (アラビアの昔の製品は、アンティークショップやネットオークションでも人気の品ではありませんか。)

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カップ、ソーサー、ケーキ皿と3体セットになったもの。 セカンドハンドで購入した、茶色のレトロなテーブルクロスと、ぴったり合うでしょ。

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ミルクピッチャーも付いています。 後に、砂糖壷も見つかったと義母から連絡が。 カップと皿は全部で8対ほどあったそうですが、カップは使用頻度が多いため壊れやすく、残っていたのは4つだけ。 お皿だけが大量にあった・・・

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アラビアのシリーズには、全て名前がついていますが、こちらは ruija。 全てハンドペインティング。 手描きなので、ひとつひとつの模様や色が微妙に違う。

「すごーい懐かしい〜。 僕が初めてコーヒーを飲んだのは10歳くらいで、このカップでだったよ。 僕の誕生日に、このカップがテーブルに並べられていたんだけど、写真を撮った後に兄がカップのひとつ割っちゃって、その時、このカップは写真の中に収めらたけど、現在もうこの世にはない・・・ って幼心に思ったのを覚えている」と、夫はノスタルジックな気分になっていました。


カレン・ブリクセン Karen Blixen

カレン・ブリクセン博物館に行きたい!と、強く思ったのは、歯医者の待合室で手に取ったスウェーデンの女性向け雑誌に載っていた、デンマークのシェラン島にある「カレン・ブリクセン博物館」の特集記事を目にしたとき。

すぐ行ける距離に、デンマークの国民的女流作家、カレン・ブリクセンの博物館があるのは知っていたし、なんとなく気になっていたものの、結局私を強く揺り動かしたのは、雑誌の中にあった、彼女の生家であり今は博物館となっている古いお屋敷の写真、素敵なお庭とインテリア。 さすが女性誌、女性の心の掴み方が上手い。

その前に、今年の初めに日本へ里帰りしたとき、新聞の書評で『バベットの晩餐会 (ちくま文庫)』に関する記事を読み、著者のイサク・ディーネセンが、実はカレン・ブリクセンの別名だと知り驚いた。 『バベットの晩餐会』といえば、1987年にアカデミー賞外国語部門を受賞し、評判の高かったデンマーク映画ではありませんか。

そのとき、この小説を読みたいと思い、そのままになっていました。 映画も観ていないのですが、日本語版はDVD化されてないらしい。

「カレン・ブリクセン博物館に行きたい!」と夫に言うと、「僕も行ったことないし、彼女の作品で読んだのは "Out of Africa (Penguin Modern Classics)" だけだよ。 とってもエキセントリックでドラマチックな人生を送った作家なんだよね」。

そこで初めて気づいたのですが、メリル・ストリープとロバートレッド・フォード主演、シドニー・ポラック監督のアメリカ映画、『愛と悲しみの果て Out of Africa』(1985年度作品、アカデミー賞の作品賞及びゴールデングローブ賞受賞)は、カレン・ブリクセンの映画だったんだ! (これは見たし、DVDもたくさん出てます。)

愛と哀しみの果て愛と哀しみの果て
(2004/09/29)
メリル・ストリープロバート・レッドフォード

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カレン・ブリクセン (Karen Blixen) は20世紀のデンマークを代表する国民的文豪。 1885年生まれ。 結婚後アフリカのケニアに移住しコーヒー農園を経営。 結婚と事業が破綻し、17年間暮らしたアフリカから、デンマークにある生家(現在は博物館)に戻り、1962年に亡くなります。

彼女の作家デビューは、Isak Dinesen (日本語表記では アイザック・ディーネセン、あるいはイサク・ディーネセン)という男性名で執筆し、アメリカで1934年に出版された『七つのゴシック物語』。 アメリカでの彼女の人気や知名度は高いようです。

Seven Gothic Tales (Penguin Twentieth Century Classics)Seven Gothic Tales (Penguin Twentieth Century Classics)
(1993/09)
Isak Dinesen

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彼女は英語とデンマーク語の両方で執筆し、Isak Dinesen と本名の Karen Blixen を使い分け、作風もそのつど変わるような、複雑な面を持っているとか。 

これから、博物館に行く前に、彼女の作品を読み込んでいきたいと思います。

追記:
もうちょっとカレンブリクセンについて「カレン・ブリクセンの肖像
博物館に行きました→「カレン・ブリクセン博物館


ニガヨモギで作る防虫サシェ

手刺繍のハンカチを、セカンドハンドショップで見つけました。 約25cmの正方形で、同じ刺繍がしてあるものが3枚揃っていたので、ハンカチというより食卓のナフキン用ではなかと思います。 縁周りもきれいに刺繍でかがってあります。 使用された形跡はなく、こんな手の込んだ刺繍作品が、3枚で15kr。 (だからセカンドショップ巡りは止められない。)

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再利用(リフォーム)するために購入しました。 作ろうと思ったのはニガヨモギの防虫サシェ。 ニガヨモギは、スウェーデンでは雑草として生えています。 古代から薬草として、特に回虫や寄生虫駆除の薬として使われてきましたが、毒性が強いので現在は飲服は禁止されているよう。 また、この葉の匂いを虫は好まないので、衣服の防虫剤としても使えます。 義母のお母さんは、洋服ダンスにニガヨモギを入れていたそう。 乾燥するとボロボロになってしまうので、サッシェを作りたいと思っていたのです。

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ニガヨモギの匂いは、本当に苦いような、良い香りではないので、ラベンダーやミントを一緒に詰めることに。 きれいに刺繍してある布を切るのは気が引けましたが・・・ 刺繍の部分を正方形に切り取り縫い閉じたものと、袋状にして口をリボンで縛ったもの、2種類のサシェができました!

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誰かが丁寧に刺繍した作品。 日の目を見ることなく、持ち主が要らなくなった後(或いは、いなくなった後)、セカンドショップに持ち込まれたのでしょうか。 そんな品を作り直すのは、ちょっとセンチメンタルになるけど、楽しくて嬉しくもあります。


アルフォンスのえほん Alfons Åberg by Gunilla Bergström

スウェーデンのベストセラー絵本 Alfons Åberg (アルフォンス オーベェリ)をご存知ですか? 世界各国で、29ヶ国語に訳されていますが、日本の「アルフォンスのえほん」は絶版のよう。

パパ、ちょっとまって! (アルフォンスのえほん)パパ、ちょっとまって! (アルフォンスのえほん)
(1981/01)
グニッラ=ベリィストロムやまのうち きよこ

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アルフォンスは、ごくごく一般的なスウェーデンの男の子で、パパと暮らしています。 アルフォンスの絵本が初めて登場したのは1972年の "God natt Alfons Åberg" (『おやすみアルフォンス!』。 このアルフォンスのシリーズは、全部で24冊あります。 

おやすみアルフォンス! (アルフォンスのえほん)おやすみアルフォンス! (アルフォンスのえほん)
(1981/01)
グニッラ=ベリィストロムやまのうち きよこ

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挿絵も手がけている作者の Gunilla Bergström (1942年生まれ)は、元はジャーナリストで、71年から子供の本を書くようになりました。

スウェーデンの子供達は、このアルフォンスの絵本を読んで大きくなります。 夫もその一人ですが・・・ 「でも、アルフォンスの本は別に好きじゃなかった。 スウェーデンの典型的な郊外に住んでいる男の子が主人公で、冒険も、ファンタジーも何もない、他愛ない日常が題材だし、第一、この絵がかわいくないでしょー。 なのに何でキャラクターグッズとか豊富にあるのか、今でもベストセラーなのか、理解できない」。

ふむ、ふむ。 そうねぇ、確かに。

それでも、スウェーデンにおいてアルフォンスの影響力は大きいです。 よく引用にも使われるんですね。 大晦日の教会のミサ、TVで全国放送されるのですが、牧師さんのお説教にもアルフォンスが出てきました。 (誰でも知っている親しみ溢れるキャラクターを引用しユーモアを交えるために。)

また、小学校の木工の時間に、クラスメートの誰かが意味不明の物体を作り上げると、すかさず「アルフォンスのヘリコプターだ」と揶揄がはいったとか。

alfons1.jpg

アルフォンスは、普段は禁じられている大工道具でヘリコプターを作り、アフリカのジャングルの上を飛び回ります。

でも、これのどこがヘリコプターなんだぁぁぁ!?!?

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という訳です。

大人向けのスウェーデンのコミックにも、「うちの台所でアルフォンスのヘリコプター作るなよ!」なんてセリフが出てきたり。 スウェーデン人の会話の中で出てくる『アルフォンスのヘリコプター』とは、決して絵本のタイトルはありません。

ところで、アルフォンスの名前は、スウェーデンでは Alfons Åberg ですが、英語では Alfie Atkins 、ドイツ語で Willi Wiberg 、フィンランド語では Mikko Mallikas です。 


ハンドメイドのガーゼタオルセット

RENEさんのブログ『ハンドメイドなひととき』では、カウンターが1万回ヒット、5万回ヒットの折に、ブログ読者の方々に手作りの作品のプレゼントを企画。 ついに今回は10万回ヒット記念のカウプレです。 憧れのRENEさんのハンドメイドをゲットできるチャンス! それよりも参加するのが楽しいので、今回も応募させていただいたところ、なんと当選いたしました〜!! 

戸惑っている間に、早くもRENEさんからのエアメールが到着。 私がいただいたのは、ガーゼタオル3枚セット(バス・フェイス・ハンド)です。

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散々、手にとって眺めたり、ほおずりしたり、広げたり畳んだりした後、お風呂場に掛けてみました。

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タオル地ではなく、ガーゼ地というのが、肌触りも見た目も優しいです。 表と裏は違う柄。 この Pomme りんごのアクセントにRENEさんのセンスが光ります。 ああ、RENEさんのハンドメイド品が我が家にあるなんて、夢のよう。

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その後、おもむろに、また取り外して畳んで仕舞う私。 「洗うたびに質感がよくなると思います」とRENEさん。 でも、でもっ、もったいなくて使えません!

でも、人に見せたいから、お客様用にしようかな。 でも、そうすると私が使えない・・・

以前(はるか昔)アメリカの家庭にステイしたとき、そこのお家には大人用・子供用・お客様用と、3つのバスルームがあり、私はお客様用のバスルームを使わせていただきましたが、ホストマザーに「ここに掛けてあるタオルは飾り用だから使わないでね」と言われました。

飾り用にするという手もある。 でも、それじゃあ意味がないなぁ。 (うちにはバスールーム一つしかないし。) RENEさんも「ガンガン使ってください」とおっしゃっていたし。 ガーゼ地のタオルは使ったことありませんでしたが、肌触りがソフトで本当に優しい。 やっぱり、早速、使わせていただこうっと!

RENEさんからの一筆せん、『はらぺこあおむし』。

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絵本にも造詣が深いRENEさんらしい♪ 

英語でもよめるはらぺこあおむし (英語でもよめる)英語でもよめるはらぺこあおむし (英語でもよめる)
(2006/10)
エリック カール

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RENEさん、ありがとうございました! はるばるスウェーデンにまで送ってくださり、恐縮です。 でも、本当に嬉しい♪ 大切に使わせていただきます。 


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Author:Kanel
「Kanel」 とはスウェーデン語で、「シナモン」のこと。 写真はスウェーデン名物、Kanelsnäcka(シナモンロール)と、私の大好きなスウェーデンの絵本、Findusです。


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