北欧絵本、子供と一緒に世界中の本を読もう

海外で読書を通じての日本語育児中。 また北欧の本を中心に、その他ジャンルや国を問わずお気に入りのことなどを個人的なエピソードと共にご紹介。
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セルマ・ラーゲルレーヴが住んでいた家

今年(2008年)生誕150年である、スウェーデンの女流作家セルマ・ラーゲルレーヴ (Selma Lagerlöf 1858--1940) 。 日本では『ニルスのふしぎな旅』が一番有名で、児童文学者かと思われがちですが、女性で初めてノーベル文学賞を受賞した彼女は、素晴らしい文学作品を生み出しました。

イングマルソン家の人びと〈エルサレム 1〉 (ふれ愛ブックス)イングマルソン家の人びと〈エルサレム 1〉 (ふれ愛ブックス)
(1996/02)
セルマ ラーゲルレーヴアニタ ステイナー

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エルサレム (第1部) (岩波文庫)や、ポルトガリヤの皇帝さん (岩波文庫)などは、悲しくて辛い物語ですが、私は好きです。

彼女の生まれ故郷は、スウェーデン中部 Värmland にある Mårbacka。 良家の令嬢で、大きな屋敷に住み、恵まれた子供時代を過ごしました。 しかし、経済的な困難から屋敷を手放すことに。 (作家として成功したセルマ・ラーゲルレーフは、後にこの屋敷を買い戻します。)

モールバッカ―ニルスの故郷 (柏艪舎文芸シリーズ)モールバッカ―ニルスの故郷 (柏艪舎文芸シリーズ)
(2005/12)
セルマ ラーゲルレーフ

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(注:この本のタイトルの意味が分かりませんが・・・ モールバッカはセルマ・ラーゲルレーヴの故郷で、ニルスの故郷はスコーネです。)

ストックホルムで教師になるべく教育を受けた彼女は、1885~95年まで、スウェーデン南部のスコーネにある、Landskorna (ランドスクローナ)という町の女学校で教鞭をとります。

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そのとき、セルマ・ラーゲルレーヴが住んでいたのが、この建物。

selmalands1.jpg

壁には、1988年~1890年まで住んでいたこと、彼女のデビュー作である ”Gösta Berlings saga (1891)” はここで執筆されたことが、記されています。

selmalands2.jpg

また、この通りは、Selma Lagerlöfs väg (セルマ・ラーゲルレーヴ通り)と名が付けられています。

selmalands3.jpg

セルマ・ラーゲルレーヴのことを、フェミニストと紹介することもありますが、彼女はレズビアンだったようです。 しかし彼女が生きていた時代、スウェーデンはものすごく保守的でした。 同性愛者は刑務所行きの時代。 レズビアンだなんて知れたら、文学界だけでなく社会からさえ追放です。 ひた隠しに隠された事実でした。
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