古いテーブルクロス
春のマーケットに出掛けたものの、特に買いたいものは見つからず、ふと沿道にあるレッドクロス (Red Cross 赤十字)のお店(寄付された不用品などを売り、収益金は慈善事業資金になります)に入りました。
スウェーデンには、アンティークショップも多いですが、慈善事業で中古の不用品を売るお店もたくさんあります。 (←こっちの方が値段も安く、思いがけない掘り出し物が見つかることも。) そこで見つけたのは、60~70年代風デザインの布製テーブルクロス。 この色合いやパターンに惹かれます。 うちの台所のテーブルに、大きさも合いました。 ![]() そして一緒に置いてあった、麻に手縫いの細かい刺繍がしてあるクロスも。 私も自分の花嫁衣裳(スウェーデンの民族衣装)を縫ったときに、ちょっと学びましたが、麻の織り目を数えてすくいステッチする方法です。 長方形に薄緑の刺繍糸のステッチは、シンプルで色合いもステキ。 正方形にグレーの刺繍糸は、複雑なステッチに心動かされ。 緑のクロスは、廊下に置いてある、家具職人であった morfar (母方の祖父)が造った飾り台の上に敷いてみました。 ![]() グレーの方は、用途に困るなぁと思ったのですが、小さなランプ(これも夫の祖父母が使っていた品)の下に敷いたら、なんとピッタリ。 (ピンクの靴は、ハンドメイドの人形用の靴。) ![]() この品々、値段がついてなかったので店員さんに聞いたら、「テーブルクロスは15kr。 小さなクロスはひとつ5kr だけど、3点まとめて買うなら20krでいいわ」というお値段でした。 お店の中は整頓され、商品の質も良く、また店員さんが良心的。 義母も、自分の服を作る布地を20krで購入、大満足。 「いつも不用品は教会のお店に持って行ってたけれど、今度からレッドクロスの方に寄付しよう」なんて言っていました。
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▽コメントRENEさんへツボ・つぼ・・・笑
あぁ、すぐにでも北欧に飛んで行きたくなるような味のある品々・・・時代を経たモノにホント弱くて、特にファブリックやレース、手仕事系の品物に目がありません。
細々とだけれど収集している身としては、羨ましい限り。 日本ではね、お金を出せばいくらでも手に入るとは思うけれど、それでは駄目なの(笑) ボロボロの古いモノでも、リメイクすると(ハサミを入れることになるけれど)見違えるほどの存在感で、ほんの一片布端を使っただけでも雰囲気が良くなるから、不思議。 おじいさま作のコンソールも、とても素敵♪ コメントの投稿 |
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RENEさんはセンスがいいから、リメイクしたものが素晴らしい雰囲気をもつ品に変わりますね。 RENEさんならではですよ! 私がヘタに手を加えると見るも無残に・・・