Maria Gripe マリア・グリーペの訃報
昨日(2007年4月5日)、ニュースを見ていると、Maria Gripe の訃報が流れました。 マリア・グリーペは、スウェーデンの児童文学作家。 1923年7月25日生まれ。 54年のデビュー以来、38作品を発表し、29ヶ国語に訳されています。 国内外での賞も数多く受賞し、アンデルセン賞(74年)、アストレッド・リンドグレーン賞(72年)を受けています。
日本で有名な作品は 『夜のパパ』 (Nattpappan 68年)でしょうか。 長く絶版になっていたものが、2004年に復刊されました。
スウェーデン国内における彼女の人気と影響力は大きく、多くの子供たちが彼女の作品と共に育っています。 学校の読書感想の課題図書に指定されたり、夏休みの間、子供たち用にラジオで彼女の作品の朗読があったり。 映画やテレビドラマに、映像化された作品もあります。 後期の作品では、「幽霊」のようなものが出てきますが、彼女の作風は、ファンタジーではなく、リアリティーが強いものです。 子供にとっては、ちょっと怖くても、心のなかにしっくり収る。 大人が読んでも、しっかりした読後感を持てる。 雰囲気やムード作りの上手い作家。 彼女の夫、Harald Gripe はアーティストであり、Maria Gripe の作品の挿絵を多く手がけています。 手元に画像がないのですが、彼の絵が、すっごくいい! ちょっとユーモラスな、スウェーデンの古き良き時代を感じるイラスト。 (しかし夫によると、”Josefin”, ”Hugo” がキャラクターの作品は良いが、 ”Elvis” になると「社会民主党」色のスウェーデン社会になっちゃうんだそうです・・・) これからスウェーデンの書店では、彼女の作品が回顧として並ぶかと思います。 |
▽コメントまつさんへ
ご訪問とコメント、ありがとうございます! マリア・グレーペを読むきっかけとなりましたら、嬉しく存じます。 まつさんのブログ拝見いたしました。 占星術と『赤毛のアン』の組み合わせにびっくりしつつ、興味深い内容で、すっかり影響されました。 コメントの投稿 |
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書いている者です。この作家のことを知りませんでした。本を買って読んでみたいと思います。他の記事もとてもおもしろかったです。