カイサ Kajsa kavat by Astrid Lindgren
スウェーデン語で、Kajsa は女の子の名前、kavat は「元気が良くて勇気がある、気骨のある」といった意味。 Kajsa は、まったく活発な子だったので、おばあちゃんから、「Kajsa kavat (カイサ・カヴァート)」と呼ばれていたのです。
スウェーデンを代表する、世界的に有名な児童作家、アストリッド・リンドグレーンの、この本を、義母から借りました。 1950年に発行された本で、定価4,50KR! (日本円にすると、約75円。) ![]() 義母はこの本を、子供の頃、お母さんからクリスマスにプレゼントされたようです。 表紙の裏に、義母の名前、1950年12月24日という日付、そして「ママ」というサインが入っています。 ![]() カイサはおばあちゃんと二人暮らし。 ところが、クリスマスがもうすぐという時、おばあちゃんが転んで動けなくなってしまいました。 しかし、まだ7歳にもなっていない、でも元気いっぱいのカイサは、心配ないと、おばあちゃんの代わりに、クリスマス前の大掃除をし、おばあちゃんの代わりに、クリスマスマーケットで polkagrisar (上の写真にあるような、紅白のキャンディー)を、一人で売りに行きます。 ちょうど今、クリスマス前の忙しい時期に読むと、余計その大変さが分かり、どきどき、わくわくが倍増。 そして、最後にちょっと胸がきゅん。 一読して、すっかりカイサに魅了されてしまいました。 リンドグレーンの書く子供たちって、本当に魅力的! 「Kajsa kavat」以外にも、この本には短い十の、子供たちのお話が収められています。 イラストは、初期に、リンドグレーンの本の挿絵を多く手がけた、Ingrid Vang-Nyman。 ピッピや『やかまし村』でも、お馴染み。 かわいくない、と思う人もいるようですが、私は彼女のイラストが大好き! 古き良き時代のテイストがあって、ディテールなども、かわいらしい。 ![]() 「Kajsa kavat」の日本語版を見つけました。 しかし、シンプルなスウェーデン語の原題が、『ぴちぴちカイサとクリスマスの秘密』に。 (ぴちぴち・・・!?)
絵は、Ilon Wikland。 エストニア出身のイラスト画家で、後期の、リンドグレーンの本の挿絵を多く手がけました。 |
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