北欧絵本、子供と一緒に世界中の本を読もう

海外で読書を通じての日本語育児中。 また北欧の本を中心に、その他ジャンルや国を問わずお気に入りのことなどを個人的なエピソードと共にご紹介。
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NON-VIOLENCE by CFR

銃(レボルバー)の先が捻れ結ばれたオブジェ。 有名なので、そのデザインを目にしたことはあったのですが、スウェーデン人アーティストによるものだとは、今回 Landskrona museum を訪れるまで知りませんでした。
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作者である Carl Fredrik Reuterswärd は1934年生まれで、ちょっと風変わりな芸術家(まぁ、芸術家って風変わりな人が多いかと思いますが)であり詩人。 1950年代からレボルバーを題材とした作品を手がけ、60年代には銃の先を結ぶということをしていたそう。 

1980年に、顔見知りでもあったジョン•レノンが銃で撃たれたことにショックを受け、銃先が結ばれた彫刻 NON-VIOLENCEのシリーズを発表し、スイスの国連本部前やアメリカ合衆国のニューヨークなど、オブジェは世界中に置かれています。

Landskorna museum は、NON-VIOLENCE シリーズのスケッチの寄贈を受け、2014年に常備展を開設。 博物館の前には彫刻もありました。

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この先が捻れた銃は、The Non-Violence Project Foundation のシンボルともなっています。



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ナイーヴアート 素朴派

2014年の夏の企画展として、Landskrona museum とそこから歩いて数十歩のところにある Landskrona konsthall (アートギャラリー)では、”INTERNATIONAL D’ART NAIF” というナイーヴアート(素朴派)展を開催していました。

博物館では、博物館蔵であるニカラグアの作品と、他の博物館から借りたスウェーデン国内アーティストの作品を展示。 

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このニカラグアからのナイーブアートは、60年代ニカラグア湖に住んでいたカソリックの神父であり詩人であった Ernesto Cardenal が、地元の人たちの暮らしに興味を持ち、芸術を教えていったのが発端だそう。 展示されていたのは、ニカラグアでの戦争が終結した後、87年88年の作品。

鮮やかな原色で、南米の日常生活が緻密にカラフルに描かれていて、強烈。 海水浴場、果物を選別している工場内、海の家で寛ぐ半裸の人々、藁葺きの家の外で家畜の世話をする人々、運河を渡る船。 観ていると、熱帯の風や人々の息吹を感じ、自分も絵の中のパラダイスに入り込んでしまうような感覚に襲われます。 でも、本当に入って行きたい!

スウェーデン人の作品は、南米とは対照的に、色彩がぐっと押さえられ淡く暗いものが多かったです。 学校やお店など、1800年代の終わりから1900年代始めにかけてのスウェーデンの日常生活やよく分かります。 
うちにある、スウェーデン人ナイーヴアートの1点。 南部スコーネ出身の Alma Öhrström (1897年〜1987年)の作品(のプリント)で、大きな農家で夏至祭を祝っている様子。 

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この絵をいただいたのは、もうずいぶん前になりますが、夫の実家付近を二人で散歩していたら、顔見知りの近所の人に声をかけられ、家の中に招待され、その老夫婦は地元アーティストの作品(絵画や陶芸)を集めていて、美術好きな夫と話が合い、そこで押し入れに仕舞ってあった絵画まで引っ張り出して来て、2点ほど譲っていただくことに。 そんな経緯で、我が家のキッチンに飾ってあります。

さて、アートギャラリーの方では、ヨーロッパ国内アーティストの作品を展示。 こちらは現代の作家の作品で販売もされていました。

博物館の方は、もうちょっと開催期間が長かったので、時間を見つけて私一人で行ったのですが、アートギャラリーの方は期間終了間近だったので、どうしても夏休み中の4歳児を連れて行くハメに。

もしかして、 子供が描いたような素朴でカラフルでごちゃごちゃしたナイーブアートなら、絵本感覚で見てくれるかも! と思ったのですが、まったく興味なし。 

あるいは、子供の注意を絵画に惹こうと「あれ? 見てごらん。 これ何かな?」と話しかけたところ、その度に「これー」「おばけー!」とか言って、絵画にぶちゅーと指で触るので、絵に近づけられません。 そうこうしているうちに、館内をダッーと走り出し、あっという間に外へ出てしまい、私も慌てて追いかけ、文字のごとく駆け足での鑑賞となりました。

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ご自由に御取りくださいと無料のポスター筒になって置いてあったので、それを1枚いただき、家で眺めております。




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「Kanel」 とはスウェーデン語で、「シナモン」のこと。 写真はスウェーデン名物、Kanelsnäcka(シナモンロール)と、私の大好きなスウェーデンの絵本、Findusです。


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