リネアの小さな庭 by クリスティーナ・ビョルク&レーナ・アンデション
良いお天気に誘われ散歩の途中、古本屋の店先に、バーゲン価格の絵本が並べられていました。 その中のひとつが、前から欲しいと思っていた、スウェーデンの作家兼イラストレーター兼グラッフィックデザイナー Christina Björk & Lena Anderson の本。 リネアの小さな庭 / クリスティーナ ビョルク、レーナ アンデション 他 です。
![]() リネアは植物が大好きな女の子。 でも、都会に住んでいるので庭がありません。 (原題の ”Linnea planterar” は、「リネアは植える」という意味。) しかし、アパートの中でだって、いろいろな植物を育てることができるのです! 例えば、このように・・・ 子供のために、分かりやすく楽しく描かれた、ビジュアル園芸ガイドブック。 これが情報満載で、あなどれない! 私は早速この本を片手に、レモンの種を植えてみました。 果たして、リネアのように芽がでるか・・・ 次はアボカドに挑戦です。 観葉植物の手入れの仕方、旅行で家をあけるときはどうするか、インテリアとしてのアドバイスなど、園芸初心者、頭の中身は子供の私にピッタリな本。 (スウェーデン語も分かりやすいので、学習者にはピッタリ。) 78年に出版された、リネアシリーズの最初の本でもあります。 2作目は リネアの12か月 / クリスティーナ ビョルク、レーナ アンデション 他。 そして3作目が、80年代終わりから90年代初めに、世界中でベストセラーになった リネア―モネの庭で / クリスティーナ ビョルク、レーナ アンデション 他。 覚えがある人も、多いではないでしょうか。
ちょうどこの本の話をしていた翌日、テレビでイギリスBBC制作の、フランスの印象派たちを題材にしたドラマが放映されました。 年老いたモネが、自分の庭で、印象派が生まれた経緯を語る形式で、とても興味深かったです。 (残念なことに、3部作だった最終回しか見れなかった!) |
コペンハーゲンの古本屋さん
デンマークの首都コペンハーゲンを、久しぶりに訪れました。 コペンハーゲンにはアンティークショップや古本屋さんがたくさんあります。
ちょうど復活祭の前だったので、卵をあしらったイースターらしい飾り付けが、かわいい。 切り絵が下がっているのも、デンマークっぽいです。 ![]() こちらは別の古本屋のショーウィンドー。 絵本が集められています。 ![]() コペンハーゲン探索については、私のもうひとつのブログ『スウェーデンの四季』も、ご覧ください。 |
Maria Gripe マリア・グリーペの訃報
昨日(2007年4月5日)、ニュースを見ていると、Maria Gripe の訃報が流れました。 マリア・グリーペは、スウェーデンの児童文学作家。 1923年7月25日生まれ。 54年のデビュー以来、38作品を発表し、29ヶ国語に訳されています。 国内外での賞も数多く受賞し、アンデルセン賞(74年)、アストレッド・リンドグレーン賞(72年)を受けています。
日本で有名な作品は 『夜のパパ』 (Nattpappan 68年)でしょうか。 長く絶版になっていたものが、2004年に復刊されました。
スウェーデン国内における彼女の人気と影響力は大きく、多くの子供たちが彼女の作品と共に育っています。 学校の読書感想の課題図書に指定されたり、夏休みの間、子供たち用にラジオで彼女の作品の朗読があったり。 映画やテレビドラマに、映像化された作品もあります。 後期の作品では、「幽霊」のようなものが出てきますが、彼女の作風は、ファンタジーではなく、リアリティーが強いものです。 子供にとっては、ちょっと怖くても、心のなかにしっくり収る。 大人が読んでも、しっかりした読後感を持てる。 雰囲気やムード作りの上手い作家。 彼女の夫、Harald Gripe はアーティストであり、Maria Gripe の作品の挿絵を多く手がけています。 手元に画像がないのですが、彼の絵が、すっごくいい! ちょっとユーモラスな、スウェーデンの古き良き時代を感じるイラスト。 (しかし夫によると、”Josefin”, ”Hugo” がキャラクターの作品は良いが、 ”Elvis” になると「社会民主党」色のスウェーデン社会になっちゃうんだそうです・・・) これからスウェーデンの書店では、彼女の作品が回顧として並ぶかと思います。 |
















