Mauri Kunnas (フィンランドの絵本作家)
昨年12月『絵本de cooking +maa+』のlemonさんが、「フィンランドからのクリスマスカード」という記事の中で、94年にフインランドから届いたクリスマスカードや切手の絵を手がけたイラストレーターを探していました。
そのとき、夫に知らないか聞いたところ、絵は見たことがあるけれど、名前は知らない、フィンランドやデンマークでは人気があるようだけど・・・とのこと。 (確かに、スウェーデンの本屋さんで見たことはなかった、今のところ。) しかし、つい最近発見したのです。 手作りと絵本のブログ『ハンドメイドなひととき』で、RENEさんが、絵本企画展「北欧からのおくりもの〜」に行かれたときの記事の中で! このポスターに載っている絵本のサンタ、lemonさんが探していた、フィンランドのサンタのイラストみたい・・・と。 RENEさん&お嬢さんの二人組ブログ『レトロ★モード』では、後日取り寄せた 図録「北欧からのおくりもの」の記事がアップされました。 図録の表紙写真が載っていて、それはポスターと同じ写真だったのですが、さすがRENEさん、表紙に使われていた8冊の北欧絵本の、日本語タイトルと作者名、出版年と国名が、丁寧に明記されています。 そこで、このフィンランドからのサンタの作者(イラストレーター)は、マウリ・クンナス(Mauri Kunnas)と知りました! Mauri Kunnas で検索すると、彼のオフィシャルサイトやフィンランド語のページなど、たくさん出てきます。 彼は1950年、フィンランドの南西部、Vammala生まれ。 新聞で漫画の連載をしてたこともあるそう。 20年以上の間、40以上の本を出し、22の言葉に訳され、24の国で出版されています。 彼の絵本や児童書は、ボローニャをはじめ、世界各国の賞も受賞。 日本でも、彼の絵本は多く翻訳、出版されているようです。
上野にある国際子ども図書館で開催されていた「北欧からのおくりもの〜子どもの本のあゆみ」展については、RENEさんのブログをご参照ください。 行けなかった方、必読! |
ロッキー(アメリカ映画)
先週末、テレビで『ロッキー』が放映。 テレビで放映されると、どうしても、はずせない映画です。 観終わった後、「シンプルだけど、いいねぇ〜」と目頭を熱くしながら言うと(毎度毎度のリアクション)、夫も「ピュアだねぇ」。
ボクシングといえば『ロッキー』、ボクシングといえばこのテーマ曲、という刷り込みができてしまったほどの、シルベスター・スタローンをスターに押し上げ、アカデミー賞まで受賞した76年度のアメリカ映画。 ストーリーはいたって単純だし、登場人物は冴えないし、舞台は汚い下町・・・ でも、心を熱くする、根本的なものがあります。 特に今、世の中が複雑化した時代、主人公たちの一途さが、ストレートに胸に響きノックアウト。 今週末、スウェーデンでは、『ロッキー6』が公開。 えっ、6? 5なんてあったっけ? 4は観に行った覚えがあります。 対戦相手の、冷酷なソ連人ボクサーを演じた、Dolph Lundgren はスウェーデン人俳優だったのね。 (主にアメリカのB級アクション映画で活躍しているらしい。) ソ連かぁ・・・ 時代も歴史も、変わりますなぁ。 でも、ロッキー・バルボアは健在なのだ。 シリーズ最終作(らしい) ”ROCKY BALBOA” 観に行きますか? |
エルサ・ベスコフのスウェーデン語教科書
スウェーデン語の勉強のため、義母から、彼女が小学校のとき使っていた教科書(1950年出版)を借りました。
![]() その著者が、なんと Elsa Beskow (Herman Siegvald との共著)だったのです。 エルサ・ベスコフ(1874年〜1953年)は、スウェーデン人作家であり、イラストレーター。 主に子供向けの本、絵本を執筆。 スウェーデンでは、彼女の絵本はクラッシックであり、書店には彼女のコーナーがあり、再版され続けています。 日本でも、彼女の絵本は多く翻訳、出版されているので、ファンも多いでしょう。 タイトルページの左側には、義母の名前と、蔵書票。 ![]() 教科書の中は、短いお話と、素朴で愛らしいイラストで構成されています。 夫のお気に入り、TOMTEBO-BARNEN のお話と絵も! ベスコフがよく描いた、キノコ頭の子供(トムテ)たちが、かわいい〜。 ![]() 気が付くと、絵ばかり見て、全然スウェーデン語を読んでいませんでした・・・ TOMTEBO-BARNENの日本語版は、もりのこびとたち / エルサ・ベスコフ、おおつか ゆうぞう 他。 こちらは英語版です。
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歓びを歌にのせて(スウェーデン映画)
年末、スウェーデンの国営テレビで放送されたスウェーデン映画。 Kay Pollak の2004年度作品。 2005年のアカデミー賞外国語部門にノミネートされ、日本でも公開され話題になっていたような・・・
世界的に有名な指揮者ダニエルは、体調を崩し、第一線からひき、幼年期を過ごしたスウェーデン北部の村に戻ってきます。 しかし子供時代の、この村での思い出は辛いもので、彼は村を離れてから苗字を変えたので、昔の彼を知る人はいません。 ダニエルは教会の合唱団を任されることになります。 小さな村とはいえ、いろいろな人がいて、いざこざは絶えません。 嫉妬からの諍い、家庭内暴力という深刻な問題、ダニエルもそうですが、心に傷を負っている人たちも。 歌を通じ、お互いが触れ合い、お互いぶつかり合い、それぞれ自分自身を、自分の居場所を、探していきます。 雪深い北部の村は、同じスウェーデンとはいえ、南部に住む私にとって、未知なるところ。 日本でよく紹介される、モダンな都市部よりも、スウェーデンには過疎化したような村が、多く点在します。 でも、fika(フィーカ、お茶するという意味。 通常コーヒーとケーキなどのお菓子をいただきます)の習慣は、スウェーデン全土共通! なにかと fika、 とにかく fika する、画面の中のスウェーデン人に、苦笑。 随所にスウェーデン人らしさが出ている映画でもあります。 そして何より素晴らしいのは、歌声。 ダニエルにより、自分たちの声を見出していく合唱団。 その歌声は、まさしく天国にいるよう。 (スウェーデン語の原題は、”Så som i himmelen” 「天国にいるような」という意味。) そしてラストも・・・
スウェーデン映画なので、ハデさはなく、スカッと爽やかでもありませんが、自然は美しく、人生は厳しく、胸には歓び、目には熱い涙が溢れる映画です。 |

















