北欧絵本、子供と一緒に世界中の本を読もう

海外で読書を通じての日本語育児中。 また北欧の本を中心に、その他ジャンルや国を問わずお気に入りのことなどを個人的なエピソードと共にご紹介。
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デトロイト・メタル・シティ by 若杉公徳

日本に帰国中、新聞に載っていた広告書評を読み、ぜひ読みたいと購入してしまった漫画。 おしゃれなスウェディシュポップバンドがやりたくて、東京に出てきたのに、派手なメイクとコスチュームに身を包み、インディーズの人気バンド「デトロイト・メタル・シティ」のギターヴォーカルとして、デスメタルの帝王の座に君臨する、クラウザー2世こと根岸少年の苦悩。

嫌々ながらデスメタルの歌詞を創作し、自分の好きなスウェディッシュポップで認められたいと願う、心優しき主人公が、ひとたびデスメタルのステージに上がると豹変。 そのギャップと、そこから起こる喜悲劇が、可笑しい~。 この漫画がウケている所以でしょう。

デトロイト・メタル・シティ 2 (2) デトロイト・メタル・シティ 2 (2)
若杉 公徳 (2006/10/27)
白泉社
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なぜ私が、この漫画に興味を持ったかと言いますと・・・ 実は、スウェディッシュポップではなく、デスメタルが好きなのです、私は。 スウェーデンは、おしゃれなポップバンドだけでなく、時代錯誤的なヘヴィメタルやデスメタルバンドの宝庫。 で、日本にいたとき、そのようなスウェーデンのバンドが好きだったのでした。

最近は、もう全然聴いていませんし、私も、その容姿や生活態度から、デスメタルとは程遠い人としか思われませんが。

でも、この漫画に、反応してしまいました。

実際読んでみますと、内容はまったくデスメタルのマニア向けではありません。 それより、この作者はデスメタルのことは、何も知らないんだろうなー。 だから一般受けし、真のメタルファンは、かえって怒っちゃうかも。

また、読んでびっくりしたのは、かなり過激で下品な描写と表現が多い。 いいのか、これ~!? この点、あまり一般向けではない・・・ しかし、そこが、素朴で真面目な主人公の言動と調和され、笑いを誘ったり、癒されたり、するのかな。

ああ、また北欧とも、絵本とも、関係ない本(しかも漫画)について、書いてしまったようですが・・・ でも、主人公が目指しているのは「スウェディッシュポップ」だし、デトロイト・メタル・シティが所属するレコード会社の女社長の、双子らしきメタル仲間(それっぽい格好をしている)の名前が、「グリとグラ」なんです。

ぐりとぐら ぐりとぐら
おおむら ゆりこ、なかがわ りえこ 他 (1967/01)
福音館書店
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銀座教文館

スウェーデンに戻る前、銀座で友人と会いました。 そのとき、誘って訪れたのは、銀座教文館。 手作りや絵本の話題が楽しい、RENEさんのブログ『ハンドメイドなひととき』で、銀座教文館で行われている「本場ドイツのクリスマス市」のお知らせ記事を目にし、ぜひ行きたいと思っていたのです。 (銀座教文館と、こちらの催し物については、RENEさんのブログ記事、「本場ドイツのクリスマス市」をご参照ください。)

銀座教文館は、書籍を扱っている9階建てのビル。 ちょっと古めかしい建物の内部に、友人は「こういう一昔前のビルって、なんか好き」。 昨今建てられている、キレイなビルにはない雰囲気があります。 ドイツのクリスマス市が行われていたのは、最上階のホール。 ドイツ製の木工細工やクリスマスオーナメントが、所狭しと並べられ、綺麗! 北欧の製品も、ちょっとありました。

こちらは義父の故郷、本場ドイツにある、木工細工のお店のショーウィンドウ。 (クリックすると大きくなります。)
germanxmas1.jpg

6階は「ナルニア国」で、子供の本(絵本や児童書)が置かれています。 友人は子供の頃、かなり絵本を読み込んでいたようで詳しく、大好きだった絵本との再会に、大喜び。 二人で広いフロアを、お気に入りだった本を手に取りながら歩き、話も弾みます。 こう見ると、北欧の絵本や児童書は、日本でかなり人気があるのだなぁ。 有名なところを挙げると、スウェーデンの児童作家リンドグレーン、フィンランドの「ムーミン」、ノルウェーの「スプーンおばさん」、デンマークといえばアンデルセン。 子供の頃は、どこの国の本かなど気にせず、「外国のお話」としか思わなかったけど。

普通の書店では、絵本や児童書コーナーは限られていますが、ここはフロア全体が子供の本。 長いこと再読したいと探していた本が、容易にザクザク見つかり、友人は何冊か購入。 クリスマスプレゼント用にと、私の夫に『からすのパンやさん』のトランプまで買ってくれました。 『ぐりとぐら』の絵ハガキがかわいかったので、私はスウェーデンの義母と伯父に。

からすのパンやさん からすのパンやさん
加古 里子 (1973/09)
偕成社
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また3階と4階には、教会や聖書関連の書物や商品が取り揃えられています。 聖書の文句とキリスト関連の絵柄が印刷してある、小さなカードを手に取り、子供の頃クリスチャンの叔母に、こんなカードたくさん貰ったなぁ、こういう所で売っていたなんて、と驚く友人。 

銀座教文館の中には、思いもかけない世界が広がり、私たちは3時間位、彷徨っていたのでした。

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「Kanel」 とはスウェーデン語で、「シナモン」のこと。 写真はスウェーデン名物、Kanelsnäcka(シナモンロール)と、私の大好きなスウェーデンの絵本、Findusです。


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