三びきのやぎのがらがらどん (北欧民話より)
このブログの右端に、『北欧絵本』関連の本が、自動的に紹介されています。 そのうちの1冊に、目を留めた夫、「あっ、これは、Tre bockarnaじゃない!?」
スウェーデン語タイトルは、”Tre bockarna Bruse” (トレー ボッカルナ ブルーセ 『3匹のヤギたち ブルーセ』)。 Bruse は、3匹の兄弟ヤギの苗字。 大きいヤギ、真ん中のヤギ、小さいヤギは、毎日橋を渡り、谷の向こう側に、草を食べに行きます。 しかし、橋の下には悪いトロールがいて・・・ けっこう他愛ないお話。 (表紙の写真が、ずいぶん、大きく出てしまいました。 ちょっと怖い。)
日本語タイトルは『三びきのやぎのがらがらどん』、え・マーシャ・ブラウン、とありますが、この名前は英語系。 ??と思っていたところ、いつもお世話になっております、ノルウェーにご一家で暮らすママくまさんのブログ「3びきのくま日記」で、紹介されていました! しかも、日本語版、英語版とも。 詳しくは、ママくまさんのブログも、ご参照いただくとして・・・ ママくまさんによりますと、マーシャ・ブラウンは、絵を描いた人。 でも夫に聞いてみると、「この絵は見たことない」。 大中小の大きさのヤギが橋を渡っているので、Tre bockarnaだな、と思ったらしい。 スウェーデンでは、けっこう知られている民話で、本もいくつかのヴァージョンが出版されているそうです。 私も、図書館で調べてみますね。 |
大草原の小さな家(アメリカドラマ&原作)
子供の頃、テレビでよく見、憧れの世界でもあった『大草原の小さな家』。 アメリカの開拓時代を生きる、家族の物語。 このドラマシリーズを、デンマークの国営放送で、最初から再放送しています。
私が暮らすのは、ニルスの出身地と同じ、スウェーデンの南端スコーネ地方。 デンマークの首都、コペンハーゲンがあるシェラン島は、目と鼻の先。 それゆえデンマークのチャンネルも見られるのです。 先日スウェーデンの新聞の、テレビ関連投書欄に、「大草原の小さな家シリーズを、もう一度見たいので再放送してください」という、読者からテレビ局への要請が載っていたのですが、テレビ局からの返答は「その予定はありません。 DVDが出ているので購入して見て下さい」と、つれないもの。 こんなとき、デンマークTVの放映も見られ、ラッキー。 さて、北欧で『大草原の小さな家』を見ていると、知らなかった発見が色々あります。 まず、デンマークでは、オリジナルの英語放送で字幕。 なので、日本語放送とは違う言い回しに、気づきます。 そして、スウェーデン移民者が多くいること! 1800年代、多くのスウェーデン人がアメリカに渡り、ほとんどは東部のミネソタに定住しました。 主人公ローラの家族も、ミネソタに住んでいて、一家が住む町から、一番近い都市マンケイトは、スウェーデン人開拓者が築いた都市だそうです。 ローラの隣人にも、スウェーデン系らしき人は多くいます。 町の有力者、ハンソンさん。 英語では Hanson ですが、元のスウェーデンの名は、Hansson でしょう。 アメリカに長く暮らすうち、スウェーデン式の名前は英語式になり、特に”S”は抜け落ちるパターンが多い。 彼が取り乱したとき、”Nej, nej! (ネーイ、ネイ)” と、スウェーデン語を喋っていました! (Nej は No の意味。) 雑貨家のオルソンさんも、Oleson → Olesson というスウェーデン系の苗字。 そして、彼の名前は、「ネルス Nels」 というのですが、これは「ニルス Nils」が訛ったのではないでしょうか!? Lundstrom という名前の家族も出てきましたが、これも典型的スウェーデン人の苗字。 アメリカ式の発音では気づきませんが、字幕で気づきました。 スウェーデン語では、Lundström と、”O” の上に、点々が付く、スウェーデン特有のアルファベットの綴りになります。 このようなことを知ったのも、スウェーデン人の夫と見ていたから。 「アメリカ的勧善懲悪や説教臭いのが嫌い」と言う彼を、無理やり見せているのですが・・・ 当時の人々が身に付けている、服や小物も、シンプルだけどセンスがよく、素敵。 ローラとお姉さんのメアリーが、頭に乗せていた毛糸の帽子、とってもかわいいけど、ちょっと不思議な形。 それを言うと、「あれはエプロンにもなる帽子だよ」。 そんなことも教えてもらったりして、子供の頃とは、また違う視点で、このドラマを楽しんでいます。
昔、アメリカに語学留学していたとき、『大草原の小さな家』シリーズの原書(英語)を、ボックスセットで購入。 スウェーデンに持ってきました。 今、義母に貸しています。 この本の魅力は、日常生活の様子が、細々詳しく書かれているところ。 女性にとっては、そんな話が、一番興味深いですよね。 原作にも、スウェーデン人や他の北欧系移民が、よく登場するそうです。 こちらも読み返すと、新しい発見があるかもしれません。 |











