銀座教文館
スウェーデンに戻る前、銀座で友人と会いました。 そのとき、誘って訪れたのは、銀座教文館。 手作りや絵本の話題が楽しい、RENEさんのブログ『ハンドメイドなひととき』で、銀座教文館で行われている「本場ドイツのクリスマス市」のお知らせ記事を目にし、ぜひ行きたいと思っていたのです。 (銀座教文館と、こちらの催し物については、RENEさんのブログ記事、「本場ドイツのクリスマス市」をご参照ください。)
銀座教文館は、書籍を扱っている9階建てのビル。 ちょっと古めかしい建物の内部に、友人は「こういう一昔前のビルって、なんか好き」。 昨今建てられている、キレイなビルにはない雰囲気があります。 ドイツのクリスマス市が行われていたのは、最上階のホール。 ドイツ製の木工細工やクリスマスオーナメントが、所狭しと並べられ、綺麗! 北欧の製品も、ちょっとありました。 こちらは義父の故郷、本場ドイツにある、木工細工のお店のショーウィンドウ。 (クリックすると大きくなります。) ![]() 6階は「ナルニア国」で、子供の本(絵本や児童書)が置かれています。 友人は子供の頃、かなり絵本を読み込んでいたようで詳しく、大好きだった絵本との再会に、大喜び。 二人で広いフロアを、お気に入りだった本を手に取りながら歩き、話も弾みます。 こう見ると、北欧の絵本や児童書は、日本でかなり人気があるのだなぁ。 有名なところを挙げると、スウェーデンの児童作家リンドグレーン、フィンランドの「ムーミン」、ノルウェーの「スプーンおばさん」、デンマークといえばアンデルセン。 子供の頃は、どこの国の本かなど気にせず、「外国のお話」としか思わなかったけど。 普通の書店では、絵本や児童書コーナーは限られていますが、ここはフロア全体が子供の本。 長いこと再読したいと探していた本が、容易にザクザク見つかり、友人は何冊か購入。 クリスマスプレゼント用にと、私の夫に『からすのパンやさん』のトランプまで買ってくれました。 『ぐりとぐら』の絵ハガキがかわいかったので、私はスウェーデンの義母と伯父に。
また3階と4階には、教会や聖書関連の書物や商品が取り揃えられています。 聖書の文句とキリスト関連の絵柄が印刷してある、小さなカードを手に取り、子供の頃クリスチャンの叔母に、こんなカードたくさん貰ったなぁ、こういう所で売っていたなんて、と驚く友人。 銀座教文館の中には、思いもかけない世界が広がり、私たちは3時間位、彷徨っていたのでした。 ![]() ![]() ![]() スポンサーリンク |
2月の風物詩 BOKREA
スウェーデンでは2月の下旬、大規模な、本(bok)のバーゲンセール(rea)が行われます。 スウェーデン全土の、あらゆる本屋で一斉に。 今年は2月27日だったのですが、大型書店では、日付が変わった夜中の12時にオープン! (大抵2時間ほどで閉め、また朝早く7時くらいに開けますが。) その様子は、毎年テレビニュースでも放映される、2月の風物詩なのです。
BOKREAが開催される数週間前には、書店のカタログが届きます。 セール対象となる本が、ジャンル別にカタログに載っていて、これを見ながら何を買うか、事前に決められるように。 人気がある本は、すぐに完売になる可能性もあるので、予約しておき、BOKREA開催後に取りに行くこともできます。 ![]() セール対象商品は、半額以下が当たり前! 物価の高いスウェーデンは、本の値段も高めなので、ありがたい。 辞典も安くなるので、買い時。 しかし、いろいろ買い求め、そのまま放置・・・なんてこともあるので、最近は冷静に、買い控えていますが。 ![]() ![]() ![]() スポンサーリンク |