DREAM PETS おがくず人形
RENEさん&ricca67さん母娘のブログ『レトロ★モード』では、お二人の貴重なコレクションと情報が満載。 見て楽しいだけでなく、とても勉強にもなるブログです。 私も、このブログを通じ、驚きの発見がありました。
「おがくず人形」の記事を拝読し、1960~70年代に、アメリカ輸出用に日本で生産された、綿の代わりに「おがくず」を詰めたヌイグルミのことを知りました。 DREAM PETS というのだそうです。 リンクされていた、東京新聞の記事によると、人形はひとつひとつ職人の手作りだったが、70年代には廃れたとのこと。 それをアメリカのフリーマーケットで見つけた日本人のデザイナーが気に入り、現代日本で復活させ、若い女性の間でブームなのだとか。 詳しくは、ricca67さんの記事をご参照ください。 『レトロ★モード』で「おがくず人形」のことを知った後、ふと思い、はるばる日本からスウェーデンに持ってきた、私の犬のヌイグルミを手に取りました。 それは、自分でも覚えてないほど小さかった頃、お気に入りだったヌイグルミ。 母曰く「こんな情けない顔の人形の、どこがいいのかと周りの大人が不思議がるほど気に入って、いつも肌身離さなかった」。 それが証拠に、布地は擦り切れ、シミだらけ。 色はもちろん変わっています。 犬の顔の、眉毛と赤い舌も、取れちゃてるし。 確かに、お利巧そうな顔立ちではありません。 私は、物心つかない幼少の頃から、「情けない」ものに、惹かれる傾向があったのか・・・ (と、夫を見ずにはいられなかった。) このヌイグルミは、他のヌイグルミと比べ、小柄で、裁縫がしっかりし、固い手触り。 詰め物が固いようで、私の犬は前足が折れちゃっています。 タグを見ると・・・ DREAM PETS SAN FRANCISCO CALF. PROD. OF JAPAN とあるので、もうビックリ!! 私のこの犬、今話題の、DREAM PETS だったなんて~! 当時、逆輸入されたものか、一部日本で出回っていたものかと思います。 んん十年後に、この犬の素性(?)が分かるなんて、なんだか不思議。 「ドリームペッツ」については、図鑑まで出ているそうです。
この犬を紹介したら、一緒に連れてきた、この猫も。 リアルな形の猫のヌイグルミは珍しいと、当時言われました。 しかし、この二匹、私にとって、馬でした。 子供の頃、馬車の形をしたワインスタンドが家にあり、この犬と猫を馬に見立て、馬車を引かせて、遊んだのよね。 しかも、お人形さんごっこの、お母さんはリカちゃんだったけれど、お父さん役はデビルマンで、子供役は『フランダーズの犬』のネロ少年(ふたつともプラスチック人形)だったという、すごい家族構成で遊んでいました。 さて、今年はブログに挑戦し、ブログを通じ、素晴らしい出会いがあり、知識を増やすこともできました。 ありがとうございます。 どうか皆様、良いお年をお迎えください。 また来年も、よろしくお願いいたします。 スポンサーリンク
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