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Lorenz Frølich デンマークの画家
コペンハーゲンにある工芸博物館 (Kunstindustrimuseet) に行ったところ、催されていた企画展に、すっかり心を奪われてしまいました。
デンマーク人画家、Lorenz Frølichs (1820-1908) の生涯に渡る作品を一堂に展示したもの。 (開催期間:2009年5月8日〜8月30日) 19世紀の、多才で数多くの作品を残した画家であり、イラストレーターであり、デザイナーの、北欧神話や歴史をモチーフにした、繊細で幻想的な画風に目を凝らしているうちに気が付きました。 あれ、この画家って、私が持っているヴァイキング神話の挿絵画家と同じじゃないか?
そう、この Gudrun社発行の『ヴァイキングの神々』の挿絵が Lorenz Frølichs だったのです。 (この薄い冊子は各国語で出版されていて、私が持っているのは日本語版は、スウェーデンのごく普通の本屋で見つけ購入したもの。) しかし、この本の挿絵は、かなりラフで、色彩もそれほど綺麗ではありません。 それゆえ、原画の精密さと美しさに目を見張りました。 Lorenz Frølich は、1820年にデンマークで生まれ、コペンハーゲンで絵を勉強した後、長く海外で過ごしています。 最初はドイツのミュンヘンとドレスデンへ、その後イタリア、そしてパリには22年暮らし、印象派との交流や影響もあったそう。 パリ時代に制作した子供向け絵本が、博物館の一部屋に原画と共に展示してあったのですが、本当に美しくって可愛らしくって。 小さな女の子のお話は、自分の娘をモデルに描いたとか。
当時、アンデルセンのお話に挿絵も描いています。
1875年にデンマークに戻り、1908年に没。 絵だけでなく、彼のデザインした家具も神秘的な色合いなものなど、興味深い。 そして、彼の絵をモチーフにしたタペストリー等なども見応えあり。 普段はコペンハーゲンの市庁舎に飾られている巨大なタペストリーも、今はこの会場に展示されています。 |
グラニーバック
ヴィンテージチロルテープの下に敷いてあった布地にも注目してくれたRENEさん。 こちらも義母から貰った余り布。 セカンドハンドショップに行ったら同じ柄の色違い(茶系や緑系など)を幾つか発見したので、当時よく出回っていたパターンなのかもしれません。
![]() 淡く渋い色合いが、ちょっと色褪せた感をかもし出し、シンプルな蔓草花(?)模様で、私も気に入っているの♪ でも大柄なうえ白地が多いので、小物には向かないなーと思い、バックを作ることにしました。 この布のやさしい感じを生かすのは、丸い形のグラニーバックがピッタリじゃないかと、早速挑戦! しかし出来上がったのは、何とも恥ずかしい代物。 自分で適当にそれっぽく裁断して縫ったところ、不恰好なスカートみたいな形になっちゃって・・・ 泣き笑い状態。 そこでネットで型紙や作り方を検索し、たどり着いたのがメイヤさんの「グラニーバックの型紙と作り方」。 こちらのページに載っていた型紙と作り方が、一番簡潔かつ分かりやすかったです。 また、形も良いの。 ![]() 初めてなので、綿なしのシンプルなものでペタンコだけど、形がとても良く、気に入っています。 メイヤさんありがとうございました! これから行楽に良い季節になるので、外出の際グラニーバックが活躍しそう。 また、MaiyaさんのHPを見ていると、もっと作りたくなってきます。 今度は、小さめのグラニーバックの型紙も載っているので、挑戦しようかな。 |
着物に似合いそうな北欧柄・・・?
自分の着る洋服は全て自分で作る義母から、ハギレをいただきました。
ストライプ柄や植物をモチーフとした大柄なパターンは、北欧のファブリックによく見られる特徴ですが、古い布地には、今では見かけないような、渋いものがあります。 白地に木をグレーと白であしらった大柄な模様と、藤色・グレー・白のストライプ。 ![]() この二つの色合いや柄の組み合わせが気に入り、ストールとバックを作ってみました。 ![]() なんだか、とっても落ち着いていて・・・ おばあちゃんが着る和服に似合いそうな感じ・・・ 洋服のパターンを裁断した余り布なので、どれも文字通り「帯に短し襷に流し」な大きさ。 (まぁ、パッチワークや小物を作るために貰ったんだけど。) ゆえに、ストールはずいぶん小さめ。 |
ヴィンテージチロルテープでカフェマット
スウェーデンのヴィンテージものチロルテープ、使い道を考えていましたが、カフェマットを作ってみました。 コーヒーカップの柄で。 (このモチーフだったら、やっぱ安直に、カフェマットでしょ。)
![]() 緑っていうのも、組み合わせが難しくネックになっていたけど、ちょうど緑色の生地がありました。 この布地、貰ったはいいけど、やはり何とも言えない強烈な緑色で使い道に困っていた。 (よく見たら、スイス製。 魚マークが、ちと可愛い。) ![]() 一緒にいただいた緑の格子柄と組み合わせれば、ちょっと落ち着きます。 ![]() なかなかこの組み合わせが気に入ったので、コーヒーフィルター入れも作りました。 |
チロルテープ スウェーデン製30年代〜
リボンというか、古いチロルテープ(チロリアンテープ)やレース等を、義母からたくさん貰っちゃいました。 (写真はほんの一部。 用途に困るような柄も沢山あったので・笑)
![]() 「これは古いものよ。 30年代か40年代のものかな。 こっちは新しいものね」と言うのも70年代だったりしますが。 おもしろい柄だな、と思ったのは、この3種。 30年代か40年代のものだそうです。 ![]() チロルテープって手芸などに使いますが、スウェーデンでは意外な使われ方をしていました。 義母が「これらのテープは、台所の戸棚に飾りとして貼っていたのよ」。 つまり、このように・・・ ![]() 昔は、こんな風に扉を開けた棚の中にも、ちょっとしたデコレーションをして楽しんでいたのですね。 それが証拠に、古いアパートの台所の戸棚の中は、画鋲の跡がいっぱい付いています。 ![]() 季節ごとに模様替えをしてたのでしょうか。 紙製やビニール製のものなども、お年寄りのお宅で見たことがあります。 今はほとんど見ないけど、可愛らしいアイデアですね。 |
Björn Berg エーミルとスプーンおばさんの挿絵画家
エーミル」のキャラクターが印刷されている布で作ったポット敷きですが・・・ 「この絵、エーミルの妹であるイーダの顔がおばさんみたい、しかも指でヘンなことしてるしぃー」という夫からの指摘が・・・
![]() うむむ、そうねぇ、これじゃあ「スプーンおばさん」よねぇ。 何故ここで私が「スプーンおばさん」を連想したかというと、スウェーデンで「スプーンおばさんシリーズ」の挿絵を描いているのが、「エーミル」の挿絵も手がけている、スウェーデン人イラストレーター・画家の Björn Berg (1923-2008)だから。 ![]() Björn Berg は、新聞や雑誌、大人向けの本の挿絵も描いていましたが、特に有名なのは、やはり「エーミル」と「スプーンおばさん」の挿絵です。 私は、柔らかくユーモラスな Björn Berg のイラストが大好き。 現在流行の北欧のイラストやらデザインというと、すっきりスタイリッシュなものが多いですが、私は、一昔前の穏やかで温かみのあるデザインに惹かれます。 そして、Björn Berg のイラストは、正にその懐かしい雰囲気を持っています。 例えば、この台所を描いた1枚。 (ur ”Teskedsgumman plockar bär” av Alf Prøysen med bilder av Björn Berg, Rabén & Sjögren) ![]() いかにも北欧の家の台所。 ごちゃごちゃ置いてある家具や食器などの小物達の全てが、とっても生き生きしていて、自分も田舎のおばあちゃんの台所に座っているような錯覚するほど。 でも、こう見ると、布地に印刷されたイーダより、スプーンおばさんの方が若々しいな・・・ 追記: RENEさんから、日本版も同じくベルイさんの絵ですね↓と教えていただきました!
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